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ワークショップの様子です。

●堆錦実習
沖縄独自の技法で、こちら東北ではやられていない技法。
思った以上に参加者は興味深深で
いい体験が出来たのではないかと思う。

●パルプ素地実習
紙すきの技術を応用し、紙を繊維状に解し原型に張り付けながら生成する。
原型には風船を使用した。
どんなものができるのか?というと、右の写真のような素敵なぐい飲み、
大きな風船では盛り皿などができちゃう!
とてもナチュラルで魅力的な方法である。
●講演会(松島さくら子氏)
漆造形家さくら子氏が中国やアジアの装身具を中心に、旅のエピソードも含めてお話してくださった。
真ん中の写真は中国貴州省の苗族の櫛。
漆で食器を作る者、オブジェを作る者、美術品を作る者、装身具を作る者、インテリアを作る者、
漆という素材はあるきっかけによりどんな風にもなりえる、塗料だからなのか柔軟的で魅力的な素材だなぁと改めて感じる。
この講演を聴くために来た方々もいました。
●松島さくら子さんのHP
作品紹介や中国アジアの装身具についての話、
旅のエピソードなど詳しく紹介されています。
http://www.sakurako.com/

●漆粘土実習
新しく漆粘土という画期的な素材が開発されました。
香炉というテーマを与えられ、
粘土だからこそ出来る造形を充分に発揮して制作した。   
 この後自然乾燥と焼き締めを行い漆を塗っていく。
持ち帰り、各自完成させるのだが、
是非完成品を見てみたい!是非見たい!

●漆精製実習
写真の後ろのほうに映っている大きな機械が漆精製機。これは大きすぎるので、少し小さな機械で漆をくろめて、
時間ごと変化をみていく。 中国産漆使用。
ここで精製した漆はチューブに詰めて、各自お持ち帰り。
作品を作ることと同時に、「漆」を知る必要があります。

●上塗り実習
毎年色んな種類の丸物の上塗りをする。1回目は黒漆、2回目は朱、3回目は金箔溜今回も溜。
漆塗りというと、ゆっくり丁寧というイメージがありますが、
塗りの仕事は違います。
素早く丁寧にです。
漆の配り方、刷毛の動かし方の基本を教えて頂きます。

●漆掻き実習
地元の掻き子さんの指導のもと
センターの近くに植栽されている漆の木から漆を採る。
深い傷を付け過ぎたり、せっかく染み出てきた漆を上手に掻き取れなかったり、
楽しみながらも四苦八苦。
これで、これからより丁寧に漆を扱う事ができるようになるでしょう
●小学生漆体験教室
町の小学生を対象に体験教室を開催した。子供について来た親御さん達も熱中して絵付けをしていました。
ワークショップ参加者が指導者となりました。
町の方々と交流しながら、町の漆産業の発展を考えることの出来た、とっても良い企画でした。
皆さん素敵なマイお椀が出来た事と思います。
●学生作品発表
真室川町の駅が新しくなり、2階はギャラリースペースになっておりました。今年はここで、作品発表会。
意外に緊張する企画なんです。
一般の方々にも見て頂きました。
●最終日は講評会をし、別れを惜しみながらも解散。
本当に充実した4日間でした。
秋田工芸短期大学、宇都宮大学、芸術工科大学の学生、
安代漆器センターの方々、遠くは岐阜県からの参加、漆以外で制作活動をしている方々、
などなど今年は例年以上に交流が生まれたことを嬉しく思います。
センターや講師の方々、真室川町の皆様おつかれさまでした。